友達にボードゲームによく誘われるのですが、実はあまり強くありません。細かく戦略を立てるのが苦手な運営者の秋山です(笑)。
でも、Web広告の世界では「戦略」がとても重要です。特に成果を左右するのが『入札戦略』です。
Web広告を運用していると、「入札戦略」という言葉を耳にしませんか?「なんだこれ?」と思った方も多いのではないでしょうか。実は私も最初はそうでした。
そこで今回は、入札戦略とは何か、そして何を基準に選べばよいのかを分かりやすく解説します。
入札戦略とは
広告費をどの成果に向けて使うかを決める設定です。
Web広告はオークション形式のため、「何を優先するか」によって広告の動き方が変わります。
例えば、
・問い合わせを増やしたい
・売上を最大化したい
目的が違えば、選ぶ戦略も変わります。なんとなく設定すると、「クリックは増えたのに成果が出ない」ということも起こります。まずはビジネスの目的を明確にすることが大切です。それでは、代表的な入札戦略と、それぞれどんなビジネスに向いているのかを見ていきましょう。
クリック数の最大化
指定した予算内で、できるだけ多くのクリックを獲得できるように自動で入札単価を調整する戦略です。
とにかく多くのユーザーをサイトに集めたい場合に向いています。
例えば、
・新規サービスの立ち上げ時
・認知拡大フェーズ
・まずはデータを集めたい段階
このようなケースで有効です。
コンバージョン数の最大化
できるだけ多くのコンバージョン(問い合わせ・資料請求・購入など)を獲得できるよう、Googleの機械学習が自動で入札を最適化する戦略です。
より具体的な成果を増やしたい場合に適しています。ただし注意点があります。
それは、十分なデータが蓄積されているかどうかです。機械学習は過去データをもとに最適化を行います。そのため、データが少ない場合はうまく機能しないこともあります。
最初は「クリック数の最大化」でデータを集め、その後コンバージョン最適化へ移行する、という流れが最も一般的です。
コンバージョン値の最大化
予算内で、できるだけ売上(価値)を最大化するように入札を自動調整する戦略です。
※コンバージョン値とは
コンバージョンの「金額的価値」のこと。同じ1件のコンバージョンでも、購入金額が異なる場合があります。その価値をもとに最適化する仕組みです。
この戦略は特に、
・ECサイト
・商品単価が複数あるビジネス
・売上ベースで最適化したい場合
に有効です。
単に「件数」ではなく、「売上」を最大化したい場合に力を発揮します。
まとめ
入札戦略に正解はありません。
重要なのは、
・今は認知拡大のフェーズなのか
・問い合わせ数を増やしたいのか
・売上を最大化したいのか
ビジネスの目的とフェーズに合わせて選ぶことです。
入札戦略は、広告の成果を左右する重要な設定です。
まずは自社のゴールを明確にし、最適な戦略を選びましょう。
| 入札戦略 | 目的 | 向いているフェーズ | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| クリック数の最大化 | サイト流入を増やす | 立ち上げ初期・認知拡大 | 多くのアクセスを集めやすい | CV率の低下 |
| コンバージョン数の最大化 | 問い合わせ・購入を増やす | 成果拡大フェーズ | 成果重視の最適化 | データ不足だと不安定 |
| コンバージョン値の最大化 | 売上を最大化 | EC・単価が複数ある商材 | 売上ベースで最適化できる | CV値の設定が必要 |


